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福島市松川町沼袋の市道を走行していると、右下に何やら黒いものが見えている。
入口と思われる場所は、ガードレールが切れ、白線も引かれていない。 |
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ガードレール越しに見ると、明らかに隧道のようである。 |
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入口部分で舗装は切れているが、ガードレールは弧をを描いており、道が接続していることを示している。 |
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とにかく進んでみる。
枯れ草がフカフカの状態になっている。 |
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実は、最初に見たときは、廃線トンネルであるという事を全く知らなかった。
断面は割と大きい。車の離合は困難かも知れないが、単線の鉄道トンネルほどの大きさはありそうだ、というのが第一印象であった。 |
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名称を示す扁額やプレートの類は何もない。 |
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坑口脇に手書きされた文字。
延長 108M
収容人員 13名
歩行時分 2分
「収容人員」??? |
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坑口には金網が張られており、進入できなくなっている。
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が、隙間からちょっとだけ入ってみる。^^ |
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保線員の待避所のような窪み。 |
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内壁は煉瓦ではない。
コンクリートブロックのような石積みのようである。 |
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内部は損傷もなく非常にきれいな状態である。
奥は漆黒の闇に包まれている。
sunnypandaはこのような場所は苦手である。恐ろしいのでここで素直に退散となる。 |
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さて、反対側にまわってみる。
あたりをうろうろするも、それらしき坑口は見あたらない。妙に直線的な農道が続いている。
ここで農作業をしておられた地元の年輩の方のお話を聞くことができた。
それは川俣線のトンネルで、こちら側の坑口は、道路整備のため切り崩され閉塞したのだという。
どうりで直線的な道のわけである。ここは鉄道敷だったのだ。 |
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道を先へ進んでみる。
周囲は藪となるが、明らかに一本の真っ直ぐな「道」が続いている。 |
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金網が張られた柵があり行き止まりとなった。
目前には阿武隈川、足もとは急斜面の断崖絶壁である。
対岸は工業団地だろうか。大きな家屋が建ち並んでいる。 |
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