国道49号揚川隧道

ルート：	新潟県東蒲原郡三川村	路面：	舗装
通行日：	2002/08/25	通り抜け：	可能
地図：		T/Mapple：	21-G-1
大きく蛇行する阿賀野川の右岸をショートカットするように設けられた隧道である。竣功は昭和36年で、福島県いわき市にある三和隧道やすぐ近くの本尊岩隧道の昭和39年より更に古く、国道49号の現役のトンネルとしては最も古いグループに属する。1962年（昭和37年）に国道49号が１級国道に指定されるのに合わせて建設されたのであろうか。まさに国道49号と伴に歩んできたトンネルと言えそうだ。坑口を出た地点で、両側とも大きくカーブする線形となっており、注意を促す大きな表示板が付けられている。幅員の不足と老朽化は明かで、隣接する本尊岩隧道付近のルート変更と併せて、現道の対岸に新たにバイパスを通す揚川改良事業が進められている。（新潟国道事務所＞事業概要＞揚川改良）（なお、揚川改良事業については、新潟県の国道８号様から情報をいただきました。ありがとうございました。）

	[1] 『揚川隧道』新潟側坑口。
[2] トンネル南側を通る旧道。こちらも現役で、集落や揚川ダムへのアクセス路として使われている。
	[3] 揚川ダムから上流方向を望む。雄大で非常に美しい景観を見せている。

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