国道459号鹿瀬素堀隧道群

ルート：	新潟県東蒲原郡鹿瀬町	路面：	舗装
通行日：	2003/05/10	通り抜け：	可能
地図：		T/Mapple：	27-A-6
この区間には9本の素堀隧道とそれに接続する橋梁があり、順に睦月（むつき）から師走（しわす）まで順に名称が付けられている。竣功は昭和36年から40年で、幅員は4.0～4.5m、高さは4.5mとなっている。内部での離合は可能であるが、トンネル間の道路部分を含め、駐車が可能なスペースはほとんどなく、全てのトンネルを撮影することは難しい。近くに公園があるので、車を止めて歩くことは可能であるが、トンネルの延長は、短い弥生（やよい）トンネルで16m、最も長い霜月（しもつき）トンネルで186mあり、交通量が少なくないトンネル内での安全面の点からも、なかなか容易ではない。このような区間は珍しいので、百聞は一見に如かず、機会があればここは理屈抜きで是非通ってみていただきたい。

	[1] 文月（ふみづき）トンネル。
[2] 内部は「素堀」＋「コンクリート吹付」で、照明設備等も完備している。
	[3] 水無月（みなづき）トンネル。
[4] 素堀の自然な風合いが、通る者を飽きさせない。
	[5] 卯月（うづき）トンネル。	▲TOP
[6] 内部。

この区間のトンネル群は、昭和30年代に造られたトンネルとしては非常に珍しい素堀である。巻立が不要なほど強固な岩盤なのかもしれない。
これらができる以前は、もっと断面の小さなものだったのだろうか。それとも、全く新ルートとして作られたものなのだろうか。

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