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いわき市常磐藤原町、東へ向かうとアンカーで補強された大きな切り通しがある。 |
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その手前から右方向に細い道が分岐している。 |
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ガードレールが設置され、中央線が引かれている。
旧道である。 |
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廃されてから相当の年月が経っているように見える。
植物の繁茂によって道幅は半分以下に狭まっている。
新道は、平成7〜8年頃に完成したらしい。 |
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先へ進むとそこにはコンクリートの壁が立ちはだかっている。 |
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これが田場坂隧道である。
新道の完成に合わせてトンネルの管理は放棄され、コンクリートで塗り込められてしまったようである。 |
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扁額には『田場坂隧道』の文字が、風化することも無くはっきりと残っている。
道路改良の証人として末永く残って欲しいものである。 |
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[8]
振り返るとそこにはかつての標識がそのまま残されている。幹線道路としては狭隘な区間で、円滑な交通の障害になっていたことを伺わせる。 |
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さて、反対側にまわってみる。
ちょうど「クレストヒルズゴルフ倶楽部」の入口部分である。 |
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そこにあったものは、やはり「コンクリートの壁」であった。
こちら側は、上部に草が垂れ下がり扁額を隠している。もはやこれがトンネルであったとは想像だにできない状態になっている。 |
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[11]
このような無粋な姿のままトンネル跡として残すのが良いのだろうか、いっそのこと土をかぶせて山の姿に戻してしまったほうが、こちら側の景観としてはベターなのでは、というのが素直な感想である。
もし、このまま残すのであれば、この隧道の歴史や廃された経緯などを記した表示板などを設置してはいかがなものだろう。 |
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