[国道] [県道] [市町村道] [林道] ▲TOP [トップページへ戻る]
県道235号羽鳥福良線(馬入峠)

ルート:

福島県郡山市〜福島県岩瀬郡天栄村

路面:

舗装(一部ダート)
通行日: 2002/05/25 通り抜け: 可能
地図: T/Mapple: 18-E-5
郡山市湖南町から岩瀬郡天栄村の羽鳥湖付近にぬける県道である。東側には国道294号、西側には林道黒沢線がほぼ平行して通っている。
ほぼ全線が舗装になっているこの道には険しい箇所はない。馬入峠は切り通しで眺めが良いわけではないが、明るく爽やかな道であった。
なお、この道には、『馬入新田の水芭蕉と湿原林』、『菅滝』、『隠津島神社社叢』などの見所がある。
県道235号羽鳥福良線(馬入峠)(その1)
[1]
郡山市湖南町福良。
県道235号羽鳥福良線は田んぼの中をまっすぐに走る。こんな道は、つい、窓を全開にしてゆっくりと走りたくなる。通る車は他にはない。OKである。♪
[2]
『馬入のミズバショウと湿原林』。
[3]
当然のことながら、この時期、既に花は終わり葉っぱだけである。^^;
[4]
平野部が終わると道は1車線に変わる。
[5]
広くはないものの、しっかりと整備された走りやすい道が続く。
[6]
途中、県道と平行して走る脇道には砂防ダムがあった。土砂はほとんど無く、一見、公園のようだ。この道は戻ることなく県道に復帰できる。
[7]
隠津島神社近くにある『菅滝』。
これは道路から見下ろしたものであるが、車を停めて下に降りて見ることも可能である。
[8]
隠津島(おきつしま)神社、『隠津島神社社叢』。
ここは、『ふくしま緑の百景』に選定されている。
[9]
さて、道は更に続く。馬入峠までは10分弱の距離である。
馬入新田の水芭蕉と湿原林     (郡山市指定天然記念物・昭和47年10月23日指定)
 水芭蕉の自生は、福島県内では尾瀬や雄国沼が有名であるが、ここ馬入新田の水芭蕉は標高580mの低地にあり、標高緯度からも南限に近く、また、群生の形態がハンノキの疎外湿原内にのみ自生していることからも植生分布上きわめて貴重である。
 以前、湖南町の山麓一帯の湿原にはかなり多くの水芭蕉が分布していたが、現在自生しているのはここだけである。                              <郡山市観光協会>

福島県指定天然記念物 隠津島神社社叢
   昭和39年3月24日指定
   所在地 郡山市湖南町福良字福良山7413番地
   所有者 隠津島神社
 本社叢(神社の森)は、ミズナラ・サワシバ・アオダモなど山地帯渓畔林の植物が多くみられ、その種類は200数種にもおよんでいる。
 この地域は、数百年来、神域として斧を入れることなく、小規模ではあるが原生林の形態を示しており、ミズナラ・アオダモ・サワグルミの巨木の中には、目通り幹囲2.45mに及ぶものがある。また、ここにはヒメアオキ・ハイイヌガヤなど、日本海側型のブナ林の構成要素がみられ、この地域が日本海側型気候の支配下にあることを示している。
 隠津島神社叢は、福島県内の代表的な社叢で、学術上も貴重なものである。本社は、延喜式内社と伝えられている。
                                    <福島県教育委員会>

[続きを見る]
県道235号羽鳥福良線(馬入峠)(その1)(その2)
ご意見、ご感想をお聞かせください。>>掲示板E-mail
[国道] [県道] [市町村道] [林道] ▲TOP [トップページへ戻る]
 
Copyright (C) Sunnypanda 2001-2008. All rights reserved
inserted by FC2 system