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県道374号東山温泉線(背炙峠)

ルート:

福島県会津若松市

路面:

舗装
通行日: 2002/06/09 通り抜け: 可能
地図: T/Mapple: 18-C-1
そのむかし猪苗代湖西岸の湊の人々が、会津若松に用事に出かけるとき、朝は朝日を背に受けてこの山を登り、用事を済ませて帰るときは、夕日を背に受けて峠に向かうことから、この山を背中炙山と名付け、この峠を背中炙峠(せなかあぶりとうげ)といったが、だんだんつまって背炙峠(せあぶりとうげ)というようになったと伝えられている。
車道が完成したのは昭和48年で、その後全線舗装化されている。山頂部分はなだらかな高原状になっており、西に会津盆地の広々とした景観を望むことができる。
[1]
猪苗代湖の西岸、会津若松市湊町。
峠の向こう側の東山温泉まで15kmの道のりである。
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かつて未舗装だった頃の面影はなく、快適なワインディングロードとなっている。
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峠に向かう途中、右方向に時折猪苗代湖を見ることができる。
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今の時期、交通量は少なく、爽やかな緑の中、次第に標高を上げてゆく。
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頂上付近一帯はなだらかな地形となっており、「峠」の場所はイマイチはっきりしない。しかし、その分眺望が長く続くのだ。
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天正18年豊臣秀吉は伊達政宗から会津領を没収し、これを支配すべくこの地を訪れている。関白秀吉はここで床几に腰を掛け、体を休めながら盆地を眺め、没収後の仕事について想を練ったとされている。
なお、「関白平(かんぱくだいら)」という名称は、戦後名付けられたものらしい。
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広々とした「関白平」。
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会津盆地の眺め。
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標高835mの背あぶり山。付近一帯は「背あぶり高原」と呼ばれ、猪苗代湖、会津盆地などが見下ろせる。山頂には、展望台やアスレチックばかりでなく、レストハウス、キャンプ施設などもあり、大人から子供まで大自然を満喫できる場所となっている。(会津若松市観光公社
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猪苗代湖側に比べタイトなコーナーの連続する道を駆け下りると、東山温泉に到着し、そこで県道325号湯川大町線に突き当たる。
県道325号を南下すると、二幣地で林道黒沢線に接続し、安藤峠を経て岩瀬郡天栄村へ至る。
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