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銅山林道&県道363号八茎四倉線

ルート:

福島県いわき市

路面:

ダート
通行日: 2002/01/26 通り抜け: 可能
地図: T/Mapple: 15-F-3
福島県も山国で林道には事欠かないのだが、特に阿武隈山地は険しすぎない山々が連なり、無数の林道が縦横に走っている。地図に記載されている有名なもののうち、今回は県道の行き止まり地点が起点になっている林道のひとつである『銅山林道』を通ってみることにした。
私が今更言うまでもない事であるが、林道はその時々によって状況が大きく変化する。同じ林道のレポートでもサイトによって異なるインプレッションとなっていることは珍しくない。
ここは今回初めて訪れるのだが、どのような状況なのであろうか?
銅山林道&県道363号八茎四倉線(その1)
[1]
県道363号八茎四倉線を北上する。
玉山鉱泉、新八茎鉱山株式会社を経て、銅山林道へ通じる。
ほとんど鉱山専用道路といった感じで、交通量はない。
[2]
『八茎カッパーランド案内図』!
森林と鉱山以外に何もないこの地域をリゾート地にする計画がある(あった)のだろうか。
言うまでもないが「カッパー」はCOPPERであって、「カッパ」ではない。sunnypandaは一瞬「河童」かと思った。^^;
写真右下の赤い屋根は、新八茎鉱山の選鉱場。
[3]
新八茎鉱山株式会社を過ぎた後も、県道はしばらく続く。
[4]
銅山林道の起点。
昭和26年度起工、歴史ある林道のようである。林道を示す標識はすっかり錆びてしまっている。
[5]
写真[4]の地点から進行方向を見る。
右側の法面は崩れた岩がネットの外に溢れ出している。路面は比較的平坦で幅員も充分なのだが、ここまで通ってきた県道と林道との規格や管理水準の違いに起因するのか、雰囲気が一瞬にして変わり、身が引き締まる思いがする。
[6]
法面からは岩がぼろぼろ、路肩から谷底へ岩がぼろぼろ。正直言ってどちらにも寄りたくない。
しっかりした路盤と充分な幅員がせめてもの救いで、道の真ん中を静かに走る。
sunnypandaは憶病なのでこういう道は嫌いだ。
起点から1km程度このような状況が続く。
[7]
『千軒平溜池』方面との分岐。こちらは、溜池を経て行き止まりとなる。(様子を見てみる。
銅山林道は左方向である。

聞くところによれば、いわき市は無闇と通行止やゲート閉鎖をしないそうなので、閉鎖されている箇所には無理に入ることは避けた方が良いらしい。
[8]
『桜木町跡』という案内がある。
手元に資料はなく不明なのだが、かつては鉱山の街として栄えていたのであろうか。現在ではその面影は全くなく、周囲は森林に覆われている。
[9]
『八茎分校跡』と書かれているが、そこに至る道さえも残っていないようだ。
[10]
『銅山神社』。
地図に載っている鳥居マークがここである。
この箇所にはわずかであるが駐車スペースがあるので、小休憩に良いかも知れない。
この先に鉱山の現場事務所があり、付近で採掘が行われている。
事務所で、林道の様子を訪ねてみた。
「たまに車が通っているみたいだから、大丈夫なんじゃないの。保証はしないけど。」という回答。

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銅山林道&県道363号八茎四倉線(その1)(その2)
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