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『市沢トンネル』。見るからに新しい。少々期待はずれであった。
が、一瞬、左上方、視界の隅にガードレールと道路標識が映ったような気がした。 |
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トンネルを撮影したあと、戻ってみると、やはり道が通っていた。
写真右側に少しだけ写っているのが『市沢トンネル』で、一段高い位置に法面処理された別の道路があるのだ。 |
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つい先ほど気付かずに通り過ぎた分岐まで戻り、側道に入ってみると、草の生え具合、路面の石や砂の状態など、旧道の匂いがプンプンしてくる。 |
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新トンネルの完成から約4年が経過していることになるが、舗装面は綺麗な状態を保っている。
地図上のトンネルは、新旧いずれのものなのであろうか。かつて旧トンネルは存在したのだろうか。などと考えながらゆっくりと車を進める。 |
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入口は閉鎖されてはいなかったが、間違いなく放置されている道路である。 |
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そこには『道隧妻吾』が存在した。
抗口付近の路面は草に覆われていた。
規制は、幅3.4m、高さも3.4mとなっている。黄色の標識は『なだれ注意!』である。
「林道改良工事・自昭和46年至昭和47年・猪苗代町長山本秀雄」と表示されている。 |
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内部に崩落などはなく、トンネル自体に不都合はない(ように見える)。
完成から僅か26年ほどで現役を去ることになったのは、その狭さが原因の一つかも知れない。
抗口部分にはスチール製の扉が設置されており、内部に入ることはできなかった。 |
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北側の抗口部分。
新道からのアクセスは僅かの距離で、両脇が切り通し状になっている。この写真の手前左側には民家があった。 |
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左右が直線になった形状。
上部にはスチール製のバーが取り付けられており、高さが通行上のネックになっていたことをうかがわせる。 |
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トンネルをぬけると、市沢の集落を通った後、大倉川橋を渡り、県道70号福島吾妻裏磐梯線、『磐梯吾妻レークライン』の東側ゲート付近に突き当たる。 |
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