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国道49号長沢峠(旧道)

ルート:

福島県いわき市

路面:

ダート
通行日: 2002/01/26 通り抜け: 可能
地図: T/Mapple: 15-A-3
webをさまよっているとき偶然に、MOPOO様のサイトで長沢峠の紹介を見つけた。
国道49号と言えば相当古い時代に現在の姿がほぼ完成し、旧道がそのまま残っている箇所があるなど、全く想像もしていなかっただけに衝撃を受けた。
ここはどうしても見ておきたい。そんな気持ちで訪れた。
国道49号の上三坂から国道349号古殿・石川方面に入り、県道20号いわき上三坂小野線に左折、さらに案内標識に従って「長沢」方面へ左折する。

■国道49号について
太平洋岸のいわき市と日本海側の新潟市を結ぶ国道で、福島県内の国道では一番長く171kmある。
1882年(明治15年)県令三島通庸が建設に力を入れた会津三方道路の会津若松以西新潟県境までの96kmの越後街道を軸に、郡山市を経ていわき市をつなぎ、1962年(昭和37年)1級国道、1965年一般国道になった。
[1]
県道20号いわき上三坂小野線。
『↑ 平 33Km』の懐かしい案内標識。
[2]
ここを左に入る。
[3]
途中、綱木の集落をぬける。
山間に田畑が広がるごくありふれた風景だ。
[4]
道が緩やかな上りにさしかかると突然舗装がきれて砂利道となる。
[5]
事前にわかっていたとはいえ、風雨に耐え年輪を重ねた国道の「おにぎり」を目の当たりにすると、昭和初期にでもタイムスリップしてしまったような不思議な気分に襲われる。
意識的に未舗装路と標識を残しているのであろうか。ここが現役だった時代を知る由もないが、何か道のぬくもりを感じさせる。
[6]
時代を越えて、通行する車や人を見つめてきたやさしい表情がある。
[7]
下り方向の標識。なぜかそっぽを向いている。
[8]
峠を越えて下りになってもダートが続く。
[9]
道ばたには『名所 一杯清水』。
この日は涸れていたようであるが、すぐそばにこんこんとわき出す泉があり、家族連れが汲みに来ていた。きっとおいしい水に違いない。

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新潟県のhandam様から、2002年11月初めの長沢峠(旧道)に関する重大な情報をいただきました。
写真[5][6]の標識部分がポールから脱落してしまっていたそうです。

標識部分がポールから脱落している

標識の裏側はかなり錆びている

写真提供 : handam様(新潟県)

また、ほぼ同時期にここを訪れた福島県の狼様から、標識部分が紛失していたという情報をいただきました。
長沢峠の名物だった写真[5]の風景は、もう見ることができなくなってしまったようです。非常に残念です。

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