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県道67号中野須賀川線(諏訪峠)

ルート:

福島県岩瀬郡岩瀬村〜福島県郡山市

路面:

舗装・ダート
通行日: 2002/05/25 通り抜け: 可能
地図: T/Mapple: 18-G-4
福島県の中通り地方から猪苗代湖方面へぬける峠道の一つである。北から、国道49号(中山峠)林道御霊櫃線(御霊櫃峠)県道6号郡山湖南線(三森峠)林道日山源田線、そして県道67号中野須賀川線(諏訪峠)と並んでいる。さらに南には勢至堂峠を通る国道294号がある。
県道67号中野須賀川線は、ダートの似合う静かな峠道であった。舗装区間が延びてきており近々全線舗装となりそうである。
諏訪峠は近くの勢至堂峠などと並び古い歴史を持つ峠であり、江戸時代頃から運輸交通上重要な道で、人馬の往来が絶えなかったらしい。また、歴史の軍道などとも言われ多くの伝説や史話が残されている。地図を見ると、現在でも冬期閉鎖となっており、他の峠よりはいくらかましだといっても、冬期は積雪と吹雪のため交通は途絶し、雪崩にあって命を落とす者や、狼や熊に襲われる者が絶えなかったようである。
[1]
岩瀬村梅田、ここから郡山市湖南町まで約10kmの峠越えとなる。
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しばらく進むと小規模なダムが現れる。
[3]
ダムを過ぎると1車線の舗装路となる。
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舗装工事は毎年少しずつ進められているようである。ここから先は平成14年度分の区間で、延長は不明であるが約2ヶ月間の工事期間が設定されている。
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緑に囲まれ、ダートがよく似合う。きれいな未舗装路として残しておきたいところである。
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峠付近は舗装が完了している。何もない静かな峠であった。
中央に見えているのは郡山営林署が設置した案内板で、「この付近は、笠ケ森国有林です。」と書かれている。
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峠から先、郡山市湖南町側は、白線の外側に余裕がなく、幾分幅員が狭くなっている。
[8]
『史跡 峠の地蔵様』。
「諏訪峠は昔、追分峠と称し、江戸と越後の荷物の街道であった。又中地大仏参詣のため遙々江戸よりの往来の峠であった。今もって誰が着せるのか腹掛け帽子は絶えることがない。」と記されている。
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この後、道は針葉樹の中をぬけ、ほどなく湖南町へ到着する。
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